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アンダーキャットの考察日記



最近のマンハッタンの賃貸事情


学校も終わったし、アパートの契約も切れるし、いろいろプランもあるし、、この度引っ越しをすることに決めました。

で、どこに住む?って話になるのですが、またマンハッタンで今より少し安めの2bedroomのアパートがいいなぁ〜と、ずいぶん甘い考えを持っていました。。

全く知りませんでしたが、ニューヨークはここ最近なかった賃貸マーケットの高沸騰で家賃はうなぎのぼり。私が現在のアパートに引っ越して来た頃は、ちょうどリーマンショック直後で、探せばまだ手頃な物件があったのに。。それが今では冗談抜きにあり得ないくらいの高額!もちろんロケーションによるけど、古くて汚くて狭いアパートでもマンハッタンであれば「え、、これでこの値段取るの?ぼったくりじゃん!」という物件ばかり。

決して景気はよくないのに、このマンハッタンの賃貸事情にクラクラ目眩が。。現在は借り手より貸し手がかな〜り強気の市場のようです。。

その理由の一つに現在のマンハッタンのアパートのvacancy rate、いわゆる空室率が1%以下というのことが挙げられるそう。。この狭い島にギュウギュウ詰めで人が住んでいるわけで、そもそも空室が少ない。。だから、それほど良い条件の物件でなくても数時間で契約が決まってしまうという状態。マンハッタンの住宅事情、恐ろしや〜。


もちろん、そんな過酷なアパート争奪戦に参戦する気力も興味もなく、10件以上がっかりするアパートを横目でチラリとみて「ブルックリンもみてみようかしら。。」という結論に至りました。ブルックリンも決して安くはないけど、少なくても広さや条件と家賃がマンハッタンに比べればマッチしています。


いや〜、マンハッタンの微妙なお部屋ばかりを見て回った目に、ブルックリンの開放感ある間取りと清潔感ある改装済のアパートは眩しかった。。

で、即決めちゃいました。時間をかけて探せばたくさん選択肢がありそうなブルックリンですが、うだうだいわず最初にみたアパートに決定。迷うと無駄に心身ともに疲れてしまうので、ピンと来たらすぐ決めるというのが何事に対しても良策だと思っています。しかし、今回はピンと来たというよりも、汚れた水を飲んだ後に、普通の水道水が美味しく感じるという状態でした。

恋愛や結婚でもそういうパターンはよくある話。普通に慣れると欲が出るのが人間。ブルックリン生活どうなるかな〜。

まぁ、なるようになるでしょう〜〜。。
# by makaleo | 2012-07-01 12:01 | ニューヨーク

少し話ずれながら、続き…


忘れたら、過去も今もないのと一緒。でも、、、思い出すのが人間。"忘れていたこと"を思い出すと妙な気持ちになるのはなぜだろう。それはきっと、当時とは異なった気持ちで過去を思うからに違いない。

"今"という瞬間しか生きていないはずなのに、「過去」という記憶を基にした概念をもつ人間は実に面倒な生き物だと思う。忘れるくせに思い出す。思い出すくせにまた忘れる。そうやって過去は形を変え、最終的に作り上げた本人だけの作品になる。作品になり得る記憶はそう多くないけれど、実際にあったことが忘れ去られたとしても、きっと作品は残るはずだ。


やがて、いつか必ず今も忘れ去られる。

そして、いつか必ず今も思い出される。

何度でも、何度でも。
# by makaleo | 2012-06-26 15:15 | つぶやき

やがていつか今も忘れ去られる


6月25日はマイケル・ジャクソンの命日。亡くなった当時はあんなに話題にされていたのに、今となっては命日で少しニュースになるくらいだ。そりゃそうだ。有名人だろうと、なんであろうと死んだら忘れられる。これは近親者、親族の場合でも珍しい話ではない。

私も祖父を数年前に亡くしているが、例外なく記憶の中で影が薄くなってゆく。

自らが置かれた状況、親しい人、嬉しい気持ち、苦しい気持ち…それらが忘れ去られる日々が来る。

やがていつか、必ず今も忘れ去られる。
# by makaleo | 2012-06-26 14:56 | つぶやき

日本に一時帰国


今年の夏は日本に帰国する予定。約2年半ぶりの帰国。震災・原発事故後初めての帰国。今までの帰国とはひと味もふた味も違う。

お世話になった方々、気の置けない友達に会える。桃のまどかちゃんにも。あたりまえのことのようで、決してあたりまえではないこと。「あたりまえなどない」それが本当の意味で"あたりまえ"。

それでは、日本のみなさん、お会いできるその時まで〜。
# by makaleo | 2012-06-21 16:01 | つぶやき

夢と現実


現実とは何か。夢とは何か。その境界線は実際存在しているように見えるが、ふと時々曖昧になる。

昨晩の夢がそうだった。人を殺める夢。その夢をみている最中、明らかに私は人を殺していた。つまるところ、夢ではなく現実として殺していたのである。つまり、実際に殺したのである。

夢で人を殺したのと、現実で殺したのとの違いは、"覚める"かどうかにあると思う。しかし、現実が存在していると思い込むことは、覚めることのない夢をみていると同じくらい恐ろしいことなのかもしれない。

現実とは何か。そこからだ。
# by makaleo | 2012-06-21 15:46 | 考察


ニューヨークに暮らすGデザイナー&美大生。日々の悶々とした考察について綴っています。※ブログの写真や記事の無断転載お断り

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