2週間ほど前、思いつきでお隣さんのカナダまで週末弾丸旅行を決行してきました。メイン目的地は"ナイアガラの滝"と"トロント"。うちには扱いの難しい年中思春期の猫がいるので空けられても2晩が限界。そんな理由もあって近場であるナイアガラ近郊に旅の目的地は決まりました。
まず、ニューヨークから飛行機で小1時間のナイアガラの滝にほど近いバッファローという町に降り立ちました。ここはバッファローウィング(酸っぱ辛い手羽先)発祥の地。ということで、観光客ターゲットに「うちがオリジナルよ!」と看板を出しているレストランパブに行ってみました。が、味はう〜ん、いたって普通。オリジナルだから、ものすごく美味しいという図式が成り立たないのは百も承知ですが、二つ食べたらもう結構というレベルでした。決して安くもないし。味と質と値段と売り文句が一致してないレストランに関しての批評はシビアです。もし暇とお金さえあればyelpというレストラン批評サイトの常連になりたいくらいの気持ちはありますが、あいにくそんなに暇でも金持ちでもありません。でも、雇われたらやるかな〜、いわゆるサクラちゃんとして。そっちの方が書く内容に創造性+面白みがでるかもしれません。。
初めてのナイアガラの滝はテレビや旅行雑誌みた形そのまんまでしたが、私は意外と滝そのものより、滝にたどり着くまでの勇ましく白いしぶきを立てている川の激流にとても魅せられました。図太くうねる水流の前で何度かシャッターを切ってみましたが、写真にするといまいち迫力が伝わらないのが大自然。カメラを置いて、とりあえず、ザザァーー!!!ジャジャー!!!!ドッシャー!!!!という音に身を委ね時々顔にかかる清涼な水しぶきにしばし時を忘れてみました。
もちろんナイアガラの滝は遠くからみても絵になるのですが、やはり私は近くで迫力ある激しい音と水しぶきを感じていたいタイプですね。あ、滝のすぐそばでは激しい水しぶきで視界は遮断され、テンパって焦ると溺れそうになるので注意です(笑)。
見事に観光地化されたナイアガラの町(カナダ側)はアメリカ資本のレストランやホテルだらけ。逆にアメリカ側は閑散としていて対照的。実際、滝の全貌が見えて眺めがよいのはカナダ側なので納得するけれど、カナダに来た感と風情はゼロ。滝は素晴らしいけれどその大自然を取り囲む環境が呆れるほどセンスなさすぎ。それが失笑まじりな面白みにも感じる部分はあるけれど、カジノも3カ所ぐらいあるし、街一帯趣味の悪いネオンビカビカで変に疲れた。極めつけは滝のライトアップショー!!なんなんだあのレインボーカラーは(怒)!?花火があがる日もあるとかで、もうコンセプトが不明すぎる。せっかく部屋から滝がみえる部屋だったのに、資本主義の裸踊りに辟易した私は早めの就寝。。
滝はとてもいいの。滝は悪くないの。。。
昼間滝をみている分にはすごく楽しかったの。。。
早めにベッドに入ったのでキリッ!と早起きした私は、朝焼けの中に浮かぶ威風堂々としたダイナミックな滝の姿を目にすることができた。やっぱり大自然は大自然の中でしか美しくない!!!そう200%確信したナイアガラの滝への旅でした。
トロント編は次回へ続く。。