明日から大学4年目の新学期が始まる。今年は今まで以上に自分と向き合う必要のある年になりそうだ、というかすでになっている。自分が何をしたいのか、何を描きたいのか、何を伝えたいのか。はっきり言ってしまえば、何をしたいという強い希望もなく、何を描きたいという絶対的なものがあるわけでもなく、何を伝えたいかなんていわれても何かを伝えようとして描いていないので、絵について何かを聞かれたらほとんど語らないし、語ることに意味を見いだしていない。自分がどんな風に信念をもって生きていようが、常に自分の"イメージ"というのは誰かの解釈によって作り上げられるわけで、同じく自分の絵について語ったところで周りが私を理解するとは到底思えない。だから作品について話すことは薄っぺらい"分かりやすさ"の追求にしかならないと思っている。でも時々こんな質問をされる。
なぜこのモチーフを選んだのか?
なぜこの色なのか?
なぜ絵を描くのか?
ほとんど場合人に聞かれたら、答えは決まって I don't know...
本当は理由がある。ただ説明する価値があるとは思わないだけ。また、正直理解されてたまるかと、いうのもある。勝手な想像を存分にしてもらうためには、この方がお互いのためではないだろうか。これも私のワガママな解釈だけど、、、これでいいのだ。