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アンダーキャットの考察日記



コドモ

ここ数年「子どもは、もう?まだ?」的な質問をよく投げかけられる。多分、差し障りなく「ええ、まだなんですよ〜」って軽く答えればいいのかもしれないのだが、聞かれる度に考えすぎて、微妙な"間"ができてしまう。アメリカではセクハラ風味な質問だけど、それが理由で私は答えに困っているわけではない。単純にいえば、分かりすぎているゆえ、分からないのである。なぜあまり親しくもない人がそれを私に聞くのか、それがまずわからない。しかし、その質問の一般性や無邪気さは理解できる。

これを聞いてくる人の環境でも「子どもはまだ?」の意味合いは変わってくる。
先日のお呼ばれパーティーで会った、アメリカ人を含む初対面の女性陣に言われたことをまとめてみた。

1.主婦子どもあり:
「一人くらいは作った方がいいわよ」「子どもはエンジェル」「大変だけど人生変わるわよ」

2.独身シングル:
「私は将来最低ふたりは欲しいけどな」「子どもがいたら人生楽しそう」

3.独身彼氏持ち:
「素直にどもが好きだし、かわいいと思う」「好きな人と結婚したら自然にそう考えるのでは?」

4.既婚キャリア組:
「今は無理だけど、数年後には」「できなかったらアダプトするわ」「きっと子どもには癒されるわよ」


なるほど。
みなさん、少々一方通行であるけど、子どもにはポジティブな考え方が多数のよう。すると、この質問の本質は「子どもは素晴らしいものであるはずだから、なぜあなたは生もうとしないの?」というところだろうか。この質問には私は答えられない。実際何かを答えても彼女たちへの答えにはならないからだ。

人は質問をしているようで、自分が固く信じるものを押し付けている時が多い。そこでは理性的な話し合いは難しく、どうしても堂々巡りな会話になる。

結論:世の中のだいたいの女性は苦手だ。。。このパーティーではっきり自覚した(笑)。
by makaleo | 2010-06-18 17:59 | つぶやき
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ニューヨークに暮らすGデザイナー&美大生。日々の悶々とした考察について綴っています。※ブログの写真や記事の無断転載お断り

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